いつも大変お世話になっております。生活相談員の田中です。

今回、ブログをお読み頂いている皆様には、4月22日(木)に【ケーキバイキング】を行った時のご様子をご紹介させて頂きます。

　先にカミングアウトしてしまいますが、3食の食事よりもケーキが大好きな甘党な私。ご利用者様が笑顔で召し上がっているお姿を拝見して、仕事帰りにケーキを買った事は内緒です。

　さて、このケーキバイキングは、5階フロアの職員の提案で「たまには甘くて美味しいケーキをご利用者様にも味わってもらいたい！という強い気持ちから実現した企画です。

しかし、ご利用者様の中には、飲み込む力が弱く、スポンジケーキを食べるのが難しい方も...。

そこで今回、皆様にご提供したケーキは、近所のケーキ屋さんで購入できる物ではなく、咀嚼や飲み込み等のお口の機能が低下された方でもおいしく召し上がれる軟らかい特別なケーキです。【カムリエ】というケーキ屋さんで、「いつまでもお口から美味しく食べて欲しい。」というパティシエの熱いコンセプトを掲げているお店です。商品はインターネットでも購入できます。種類も、苺ショートケーキ、抹茶、キャラメル味をご用意しました。

皆さまには、お好きなケーキをそれぞれ選んでいただき、「とっても美味しいわ。」「もっとたくさん食べたい！」と大変好評なお声を頂く事ができました。普段は食が細い方、ケーキを召し上がることが難しく、プリン等の呑み込みがしやすい食品をいつも召し上がっておられた方でも、笑顔で美味しく召し上がって頂く事が出来ました。

コロナ禍の中、気分が自然と落ち込んでしまいそうになる中、職員の優しい気持ちから開催されたこの企画。年齢を重ねても、飲み込む力が弱くなっても、いつまでも美味しく安全に口から食べ続けられる事が人生において大きな喜びであると私は思います。

これからもご利用者様に喜んでいただけるよう、楽しいレクリエーションを職員の熱い気持ちを乗せて一緒に企画していきたいと思います。