最優秀賞 「ちょっとした終活」 プレミア草加南
プレミア草加南(プロジェクト代表 佐々木朱美さん)が取り組んだのは、ご利用者様の「夢や願い」の実現に向けた段階的な計画の立案と、支援を行うというもの。
特別養護老人ホームは終の棲家であるがゆえに、ご利用者様によっては一抹の寂しさを抱いて生活を送っている方もいらっしゃるかもしれません。「したいことが出来る、当たり前の生活を提供する」という職員の使命感、意識の高さが評価され、受賞となりました。
Q1:プレミアケアアワード2023栄えある最優秀賞受賞されましたプレミア草加南の皆様です。まずはおめでとうございます。 率直なご感想をお聞かせください。
A:とても嬉しいです。頑張って良かったなと思っています。
Q2:テーマについてお伺いします。「ちょっとした終活」という題名でしたが「終活」というワードにインパクトも感じました。このあたりのテーマを選ばれた理由をお聞かせください。
A:ご利用者様に関する事でこのプロジェクトを進めていきたかったのですが、メンバーと話し合いの中でいくつか候補があがりました。『終活』という言葉が出たときに全員一致で決まりました。
Q3:「したいことが出来る」「当たり前の生活」ということについて改めて考えさせられた内容だったと思います。このテーマに沿った内容のプロジェクトを進めていく上で難しかったことはどのようなことでしたか?
A:一番難しかったのは、ご利用者様の意思や思いを聞き出すことでした。スムーズな意思疎通ができる方とは限らないので、その思いを具体的にしていく中で、日ごろからのコミュニケーションやご利用者様の日常のさりげない言葉をヒントにするなど、共感的な姿勢でいることの大切さを感じました。
Q4:日頃、「介護」という仕事に従事する上で気をつけていることは何ですか?
A:ご利用者様の目線になる事を心がけています。ご利用者様の思いを少しでも多く汲み取れるようにしています。
Q5:プレミア草加南として他事業所に向けてアピールしたいことはありますか?
A:プレミア草加南の職員はとても仲が良く、他のフロアの職員とのコミュニケーションも良好で、ご利用者様のことや業務に関しても、意見を出し合い、より良い方向へ進むようにする、そういう雰囲気があると思います。
Q6:この1年を振り返っての感想、そして来年度の抱負をお聞かせください。
A:昨年はプレミアケアプロジェクトを中心に動き、忙しかったですが楽しく仕事が出来ました。アワード対象者がとても活き活きしていた姿が見られてよかったです。今年度も皆と楽しい時間がたくさんつくれるように企画をしていきたいと思います。