施設長就任のご挨拶
2026.10.01
その人の「したい」を叶え、その人の物語を未来へつなぐ。
このたび、2026年10月1日付で、特別養護老人ホーム プレミア東松戸の施設長に就任いたしました。
これまで副施設長として、ご入居者の日々の暮らしやご家族・代理人様との関わり、そして職員とともに施設づくりに携わってまいりました。これまでいただいた多くのご支援やご縁に、心より感謝申し上げます。
プレミア東松戸が大切にしている理念は、「信頼と共感により安心の輪を広げます」です。
私たちが向き合っているのは、一人ひとりが歩んでこられた人生であり、これからも続いていく、その人らしい暮らしです。
施設に入居したからといって、これまでの人生の歩みが止まることがあってはなりません。
ご入居者は、人生の総仕上げともいえる大切な時期に、さまざまな障害や困難を抱えながら、私たちにご自身の暮らしを委ねてくださっています。
ご本人の思いはもちろん、ご家族が抱えてこられた不安や苦悩も、計り知れないものがあると思います。
だからこそ、私たちは、その信頼に全力で応えたい。
私たちは、人生の総仕上げともいえる大切な時期に、障害や困難を抱えながらも、その人らしく充実した日々を過ごしていただくための究極の専門職です。
そして、世界が経験したことのない超高齢社会を支える、究極のサービス業でもあります。
私は、その人の人生と真剣に向き合い、何を大切にし、何を望んでいるのかを理解しようと努め、その人らしく生ききっていただくために力を注ぐことに、喜びややりがいを感じます。
だからこそ、私たちが目指すのは、単に日々の生活を支えるだけの施設ではありません。
お一人おひとりの「したい」に耳を傾け、これまで大切にしてきたことや、これからやってみたいことを知り、その実現に向けて考え、行動する。
新たな楽しみや目標が生まれ、人生の喜びを感じていただける。
そんな「したいを叶える施設」を、皆さまとともにつくっていきたいと考えています。
認知症になっても、夢や願いを諦めない。
認知症を諦めない。人生を諦めさせない。
その実現には、確かなアセスメントと専門性、そして多職種の連携が欠かせません。
また、ACP(人生会議)の視点を大切にし、ご本人の思いや価値観に日頃から耳を傾け、必要に応じてご家族とも共有しながら、望む暮らしや生き方を支えていきます。
AIやICT、介護テクノロジーも積極的に活用していきます。
ただし、テクノロジーは目的ではなく、あくまでも手段です。
ご入居者のより良い暮らしを実現し、職員が人にしかできない関わりに、もっと時間と力を注げる環境をつくる。そのために技術を活用し、仕組みを整えていきたいと考えています。
そして、私たちが大切にしたいことの一つに、「ありがとう」を伝えることがあります。
施設に入居すると、これまで誰かを支え、多くの「ありがとう」を伝えられてきた方が、いつの間にか支援を受けるだけの存在になってしまうことがあります。
しかし、誰かの役に立つこと、人から必要とされること、そして「ありがとう」と言ってもらえることは、年齢を重ねても、介護が必要になっても、その人の喜びや生きがいにつながる大切なことだと考えています。
だからこそ、私たちは、その人が持っている力や経験、誰かの役に立てる可能性を大切にしたい。
日々の暮らしの中で役割を発揮し、誰かを支え、支えられ、誰かに喜んでもらい、「ありがとう」と言ってもらえる。
施設に入居してからも、誰かに必要とされる喜びを感じながら、その人らしく生活していただきたいと考えています。
私たちは、「ありがとう」を伝えるのも仕事です。
ご入居者を大切にするためには、職員一人ひとりも大切にされなければなりません。
個人の優しさや努力だけに頼るのではなく、互いに支え合い、それぞれの専門性を発揮できる仕組みをつくることも、施設長としての大切な責任です。
謙虚さと思いやり、相手への配慮と尊敬を忘れず、少しのガッツと向上心を持って、職員とともに学び、考え、より良いケアを追求し続けてまいります。
私たちに人生を託してくださるご本人とご家族の思いに応え、その人らしく生ききっていただくために、責任と覚悟を持って取り組んでまいります。
プレミア東松戸に関わるすべての方に、
「ここで過ごせてよかった」
「ここで働けてよかった」
そう思っていただける施設を、皆さまとともにつくっていきたいと考えています。
その人の「したい」を叶え、その人らしく生ききっていただく。
その人の人生に寄り添い、その人の物語を未来へつなぐ。
これが、私たちの目指すプレミア東松戸です。
今後とも、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年10月
社会福祉法人 白寿会
特別養護老人ホーム プレミア東松戸
施設長 後藤 晴紀