「いなりずしが食べたい」そのひと言から始まる、いつもの食卓
2026.05.21
ある日、ご利用者から「いなりずしが食べたい」と、ふとしたひと言が聞こえてきました。
何気ないつぶやきにも聞こえる、そのひと言。
しかし、その想いを聞き逃さなかった職員がいました。
翌日には、いなりずしの具材が用意され、ご利用者と職員が一緒に調理を始めました。
「何が食べたいですか?」と聞かれたときに答える食事ではなく、ふとした瞬間にこぼれた「食べたい」という気持ち。
その小さな想いを受け止め、翌日には実現する。
そこには、私たちが大切にしている「当たり前の生活を守る」というケアの姿がありました。
施設に入居しても、「食べたいものを食べる」「自分の好きなものを楽しむ」という日常は、決して特別なことではありません。
ご利用者の何気ないひと言に耳を傾け、その人らしい生活の実現につなげていく。
そんな日々の積み重ねが、安心や信頼につながっていくのだと感じます。
......とはいえ、そんな素敵な時間の隣では、「いなりずしにゴマを入れるか、入れないか」という、なかなか白熱した議論も繰り広げられていました(笑)。
ご利用者の願いを叶えることも、食の好みをめぐって真剣に議論することも、どちらも私たちの大切な日常です。
プレミア東松戸では、特別なイベントだけではなく、こうした何気ない毎日の中にある「したい」「食べたい」「やってみたい」という想いを大切にしています。
これからも、ご利用者の小さな声に耳を傾け、一人ひとりの「その人らしい生活」を支えてまいります。