タイ王国より視察団をお迎えしました(12月19日)
2025.12.19
12月19日金曜日、特別養護老人ホームプレミア東松戸では、タイ王国より視察団の皆様をお迎えしました。
今回の視察は、タイ労働衛生医学研究センター株式会社
(Thai Occupational Medical Research Center Co., Ltd.)が主催する
「日本における高齢者介護施設運営管理の実践研修プログラム」の一環として実施されたものです。
本研修プログラムは、同社代表のポーンチャイ・ヨンワッタナスントーン氏と、WAJ協会会長・小川利久氏によりカリキュラムが設計され、2025年12月18日から23日までの日程で行われています。
タイでは急速な高齢化が進んでおり、今後5〜10年以内に「超高齢社会」へ突入すると見込まれています。
そのような背景のもと、日本の高齢者介護施設が持つ運営管理の考え方やケアの実践、制度的な仕組みを学び、タイ国内の高齢者サービスの質向上へ活かすことを目的として、経営者・専門家9名、コーディネーター3名、計12名の皆様が来訪されました。
当日は、
介護テクノロジーや福祉機器の活用
社会福祉法人として取り組んでいる「プレミアケアインデックス」
ケアメソッドやマイスター制度
それらを通じて、ご利用者様の生活の豊かさや幸せを実現し、法人理念を形にしていくまでの道筋
についてご説明するとともに、日本ならではの「心に寄り添うケア」の具体的な実践についてお話しし、館内の見学を行いました。

視察団の中には元政府関係者の方も多く、制度面や運営体制に関する質問をはじめ、非常に熱心で深い意見交換の場となりました。
また、王室へ献上される手編みのマフラーをご寄贈いただくなど、心温まる交流の機会ともなりました。
今回の視察を通じ、国や文化の違いを越えて「高齢者の暮らしをより良くしたい」という共通の想いを分かち合うことができ、大変有意義な時間となりました。
プレミア東松戸では、これからも国内外の学びや交流を大切にしながら、ご利用者様一人ひとりの幸せと尊厳ある暮らしを支える介護の実践に努めてまいります。