「ねかいごと2025」への協力についてのお知らせ
2025.11.04
~子どもたちと共に、"ねがい"から生まれた未来を体験~
特別養護老人ホームプレミア東松戸では、株式会社abaが主催する活動「ねかいごと(nekaigoto)」に協力いたします。


「ねかいごと」は、介護に関わるすべての人の"ねがい"を集め、テクノロジーなどの力を通して叶えていく活動です。
2023年から始まり、これまでに"ねがい"から生まれた製品の展示やトークセッション、そして来場者から新たな願いを集めるなど、回を重ねるごとに広がりを見せています。
【2025年の「ねかいごと」は、子どもたちとともに】
今年は、"ねがいから生まれたプロダクト"を実際に未来を支える子どもたちが体験する新たなステージへと進化しました。
プレミア東松戸では、地域の子どもたちに向けて、「COGY(足こぎ車いす)」の試乗体験を通じて障がいの有無とは何か、そして"介護"とは何かを感じ、考えるきっかけを提供したいと考えています。
この取り組みを通して、子どもたちが入居者の皆さまや職員とふれあい、"ちがい"を超えてつながるあたたかな交流の場をつくりたい――。
そんな願いを込めて、今回の企画に協力いたします。
【COGY(コギー)とは】
「COGY(足こぎ車いす)」は、足が動かなくても反射の作用を使ってペダルをこぐことができる、"足で前進できる新しい車いす"です。
開発の原点は、TESS株式会社の創業者・鈴木さんが小学校の教員時代に出会った、車いすを使う一人の男の子との出会いでした。
その子がみんなと同じように学校生活を楽しめるように――。
そんな想いから始まった挑戦は、東北大学の研究を継承し、現在では1万台を超えるCOGYが全国で活躍しています。
COGYは、人の"ねがい"が形になった象徴とも言えるプロダクトです。
(詳細はフライヤー、または「ねかいごと」公式サイトをご覧ください https://nekaigoto.com/ )
【施設からのメッセージ】
特別養護老人ホーム プレミア東松戸 副施設長 後藤 晴紀
私たち白寿会は、「共感と信頼により安心の輪を広げます」という法人理念のもと、
ご利用者さまや地域の皆さまと心を通わせ、日々の暮らしを支えています。
「ねかいごと」の活動には、この理念と通じる想いが息づいています。
誰かの"ねがい"が、共感によって広がり、信頼をもとに形になっていく。
その積み重ねこそが、私たちの地域福祉の未来をつくる力になると感じています。
今回の取り組みを通じて、子どもたちが「介護」や「支え合い」の意味を体験的に感じ、
将来の社会を支える一歩につながることを願っています。
今後もプレミア東松戸では、地域・子どもたち・ご利用者・職員が
互いに想いを分かち合い、安心の輪を広げる場づくりを進めてまいります。