介護の星となれ!
2022.06.07
ブログをご覧の皆様、いつも大変お世話になっております。生活相談員の萩原です。今回は【外国人技能実習生】についてご紹介をさせて頂きます。
外国人技能実習制度とは、《我が国で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与する事》と定義付けられており、分かりやすく表現すると、開発途上国の人材に、日本の企業で母国では習得困難な技能を習得してもらい、帰国後に習得した技能を活かし、母国の経済発展に活かしてもらうことを目的としている制度です。
当施設でも平成31年にベトナムより第1期生を5名迎え入れ、今日現在も日々研鑽しながら一生懸命にご入居者様のご生活を支える【介護】を実践しています。
令和4年5月からは、新たにベトナムより第2期生を4名迎え入れ、日本語の習得や介護の基礎知識等、当施設の介護課統括主任による座学を受け、将来の介護の星となるべく勉学に励んでいます。
愛する家族を遠い地へ残し、食べ物や生活習慣等の全く違った文化の中で生活を営み、慣れない言葉に戸惑いながらも真剣に学ぶ姿に、頭が下がる思いになるのは私だけではないと思います。
技術を学ぶ方も真剣、伝達する方も真剣です。技能実習生の皆さんを白寿会に迎え入れた事による影響は非常に大きく、施設職員と共に切磋琢磨しながらご入居されているご利用者様の生活の質が向上した事は言うまでもありません。
相手に何かを伝えるという事は非常に難しいものです。伝える為に、伝える人間が学ぶ事の方が多い時もあります。そういった意味では、この制度の本質は、技術を伝達するという一方通行な関係ではなく、互いに高め合う事ができる素晴らしいものなのかもしれません。
これからもプレミア扇は、国籍に隔たりを持つ事なく、ご入居様・ご家族様が「ここに入居して良かった!」と心から感じて頂ける施設作りを止める事なく、介護の星を目指して参ります!