ブログをご覧の皆様、いつも大変お世話になっております。生活相談員の萩原です。

　突然ですが、人は楽しくても、苦しくても、元気でも、病気を患っていても、1年経つと平等に1歳年を取ります。そんな私も、父と母から生まれ早41年が過ぎ、2児の父親となりました。一般的な家庭で育ちましたが、誕生日となると幼少期の頃は家族でケーキを囲んで、バースデーソングを歌ってもらった記憶があります。

今回は、コロナ禍でもご入居されている皆様の誕生日を祝うご様子を少しですがご紹介させて頂きます。

　ご自宅でご生活されていた頃は、お酒を飲むことが大好きな方でしたが、残念ながら今は医師から止められています。誕生日の日はノンアルコールではありますが、きちんとお酒の風味を残した日本酒で乾杯！「くぅぅぅ！こりゃあ美味い！」と一口グビッと！

理由は定かではありませんが、気持ちよく酔っていらっしゃるように見えました。

　フロアの職員でお祝いをさせて頂きました。

「せっかく記念に残る写真なんだから、背景はお洒落にしよう！」と気の利いた装飾品を心を込めて作成してバースデーソングを歌わせて頂きながらの一枚です。

　ご家族様より「母が元気に今日という日を迎えられました。少しばかりですが渡してください。」と素敵な手紙と共にプレゼントをお預かりし、職員にて盛大にお祝いをさせて頂きました。

　ご入居者の皆様の中には、「こんな歳まで生きるなんて夢にも思わなかったわよ。」「この歳で祝ってもらってもねぇ。」と胸の内を打ち明ける方もいらっしゃいます。

　しかし、私達は人生の先輩方のおかげで今の安心で平和な日本で暮らす事ができているのです。わがままかもしれませんが、誕生日は盛大にお祝いをさせて下さい。

　プレミア扇では、ご入居者様お一人お一人の記念日を大切にし、コロナ禍でも当たり前にお祝いをする事を継続して参ります！