生活相談員の日浦です。先日、施設全体での避難訓練を行いました。

　今回は【日中に大きな地震があった後、入浴室のドライヤーから出火】という想定で実施致しました。

　まずはご入居者様の安否確認。職員自身の安全を確保した上で、迅速に巡回していきます。情報収集も重要です。巡回結果を取りまとめる職員へ報告。館内放送も行い、結果報告をしたり、他フロア職員への応援要請や避難等の指示を行います。

　地震の後に出火した場合、消火器や消火栓を使って初期消火を行います。入浴室のドライヤーから出火した想定で、互いに声を掛け合いながら消火活動を行いました。

　入居者の皆様も防災頭巾をかぶって避難。「何かあったらこう逃げるのね。」と積極的にご参加してくださいました。防火区画の外に避難した後は、防火扉をしめて火がそれ以上に回らないようにします。

　毎年２回以上定期的に行っておりますが、今回は10月7日に足立区で震度５強の地震が直近であったため、当事者意識を持ち、緊張感のある訓練が行えました。感染症が流行しているからといって、震災が来ないという事はあり得ません。実際に避難が必要な時でも、落ち着いて行動ができるように今後も訓練を行っていきます。