た~まや~! か~ぎや~! プ~レミア~!
2021.09.19
ブログをご覧の皆様、いつも大変お世話になっております。相談員の萩原です。
今回は、4階フロア職員の発案により、ご入居されている方々に少しでも季節感を味わって頂こうと、【プ~レミア~!の花火大会】を行った時の様子をご紹介させて頂きます。
そもそも日本の花火の歴史とは諸説あるようですが、江戸時代にはすでに存在していたようです。その後、戦がなくなった事により火薬の使い道が激減した事をきっかけとして、火薬屋たちは花火を積極的に扱うようになり、享保18年(1733)に日本最古の花火大会である、隅田川花火大会が開かれました。このときに打ち上げた花火業者の名前が鍵屋(かぎや)。さらにその約150年後の文化5年(1808)に鍵屋の番頭が独立して始めたのが玉屋(たまや)。これが、現在でも花火が打ちあがった時の掛け声として言われている「た~まや~!か~ぎや~!」の元になったようです。
さて、プ~レミア~!での花火大会は、当施設1階の駐車場スペースを利用して行いました。ご入居者の皆様はお夕食を終え、虫よけスプレーをかけたのち、続々と会場に集合。プ~レミア~!の外の様子は、日が落ちたとはいえ、昼間の暑い熱気が残った汗をじんわりとかきそうな気温。そして昼間に鳴き続けて少し疲れた様子の蝉の声が響いています。これも夏の夜のよくある風景ですね
まずは今回の企画の発案者であるリーダー職員より一言挨拶をしてもらい、プ~レミア~!の花火大会の始まりです。火の取り扱いに最新の注意を払いながら、お一人お一人、手持ち花火を持って楽しんで頂きました。中には、少し離れた場所からゆったりとご覧になっている方や、拍手をしながら「よ!いいぞ!」「もっと!もっと!」と威勢の良い掛け声をしている方がいらっしゃったりと、それぞれの楽しみ方でご参加頂きました。
誰しもが、幼い頃に一度は見たことや、やったことのある花火。
華やかに飛び出す色とりどりの火花、懐かしくも感じる火薬の匂い、綺麗と思った途端にあっという間に消えてしまう儚さ。ご参加いただいたご入居者の皆様にも感じて頂けたかと思います。
来年も再来年もプ~レミア~!の花火大会は行われます。これからもご入居されている皆様に楽しんで頂けるよう、職員一同、笑顔の花火を咲かせて参ります!